皆さんこんにちは!
けんずFPです。
今回は前回に引き続き、「投資初心者必見!投資信託とはその②」をお届けします。
前回のその①では、投資信託の本当に簡単な説明をしました。
今回はもう少し踏み込んで、内容を説明していきたいと思います。
この記事を読むと・・・
- 投資信託への理解がさらに深まる
- どのような投資対象があるのか分かる
- どのくらいの資金から始められるのか分かる
以上のことが期待できます。
それでは行ってみましょう!
投資信託の仕組み②
前回の仕組み①のパートでは、以下の通り説明しました。
「たくさんの人々が資金を出し合い、集めた資金を投資のプロが株などで運用する商品」
上記のように一人ひとりが出す資金は少額でも、たくさん集まれば膨大な資金となります。
これが一般人でも取り組みやすい特徴でしたね。
では、もう少し踏み込んで、一体集めた資金は誰が運用するのか?
投資のプロとは誰なのか?
という点を最低限知っておきたい知識として説明していきましょう。
投資信託における登場人物
ざっくりと登場人物は以下の通りです。
- 投資家(私たち)
- 販売会社(証券会社や銀行など・・商品として販売する)
- 運用会社(商品の内容を決めて、運用の指図する)
- 信託銀行(指示された通り運用する 集めた資金を管理する)
分かりやすく図にあらわすと下記のイメージです
イメージとしてはこのような感じです。
何となくおおまかな流れは分かっていただけるでしょうか?
まず投資家とは私たちのことです。
たくさんの投資家たちが、自分の許容範囲に応じた資金を出し合います。
ひとり1万円づつ、1万人の人が資金を出し合えば・・
なんと!
1億円集まります!
当たり前・・・(;’∀’)
そして商品(投資信託)は販売会社で売られています。
いわゆる証券会社とか銀行、保険会社などです。
最近ではネット証券が主流です。
その販売会社が私たち投資家から資金を集めます。
次に出てくるのが運用会社。これがいわゆるファンドと呼ばれます。
これが重要な役割を持っています。
この運用会社に所属する「ファンドマネージャー」が投資に関する指示を出すのです。
いわゆるこれが投資のプロです。
私たちはこのファンドマネージャーに資金を託すのです。
そして最後に出てくるのが信託銀行
ファンドマネージャーからの指図を受けて、実際に株や債券で投資運用します。
そして、もう一つの役割として、
投資家から集めた大事な大事な資金をきっちりと管理してくれます。
ざっくりとそれぞれの登場人物がそれぞれの役割を担って成り立っているのです。
これで分かる通り、私たち投資家は何をするかというと・・・
「商品を選んで資金を出す」
たったこれだけです。あっけないでしょう?笑
でも本当にこれだけなんです。
しかし、この「商品を選ぶ」というところが超重要なんですが・・
この部分についてはまた別の記事で詳しく解説します。
ひとまずここではどのような流れで成り立っているのか最低限理解しておけば十分です。
投資できる対象はどんなものがあるの?
さぁここからは、実際に私たち投資家が出し合った資金の投資先はどのようなものがあるのか?
ここの疑問を解決していきましょう。
イメージとしてはお弁当の詰め合わせパックと表現していた通り
「一つの商品の中に色々な会社の株式が詰め合わせされている」
これが分かりやすいとは思います。
しかし、投資先は何も会社の株式だけではありません。
様々な商品があるのです。
- 株式
- 金
- 債券
- 不動産
いわゆる資産と呼ばれるものに投資ができるようになっています。
なので、それを色々組み合わせているわけですから、
膨大な数の商品があるということになります。
ここでは「ふ~ん。株だけじゃなくて色々なものに投資できるんだ」
ぐらいの感覚でよいと思います。
一番イメージしやすいように、ここでは会社の株式の投資先についてもう少し説明します。
さて、ここまで様々な会社の株を少額から簡単に購入できると説明してきましたが
実際に様々な会社の株とはどんな会社?
っていう疑問が出てくると思います。
結論から言うと、世界中のあらゆる会社の株式を少額から簡単に買うことができます。
これって結構すごくないですか!?
行ったこともない国、聞いたこともない会社の株を手軽に買うことができるんです。
しかも少額で・・。
私にはこれは軽いカルチャーショックでした(;’∀’)笑
しかし聞いたこともない国の聞いたこともない会社の株っていうのはなんだか少し怪しいですよね・・
ここでは分かりやすく世界の名だたる大企業をイメージしていただければよいと思います。
皆さんご承知のアメリカの大企業。
G Google
A Amazon
F Facebook
A Apple
M Microsoft
総称してGAFAM(ガーファム)と呼ばれてますよね。
皆さんも日常生活の中で、この大企業の商品やサービスがない生活なんて考えられないのではないでしょうか?
なんとこれら大企業の株でさえ、少額から買えてしまうのです!!
とてもじゃなけいど、Appleの株なんて個人で買おうと思うものなら
ハードルが遥か高すぎて見えませんよね。
それが投資信託では商品の中に入っているので、ほんとの少額で買えてしまうんです。
これはまさに、多くの人たちが資金を出し合うからこそ実現するのです。
これでアナタも今日からAppleの株主です!笑
少額から買えるって実際いくらなの?
さて、ここまで「少額から買える」と散々言ってきましたが、
実際にはいくらから買えますの?
という疑問にお答えしていきましょう。
少額、少額とは言いつつも、実際には「1万円からです!」
と言われては、
「う~ん出せないことはないけど、微妙だな・・」
と感じてしまう人も実際にはおられるでしょう。
私は「1万円!」と言われると・・
「・・・考え直そうかな(;’∀’)」
と思ってしまうかも。
ですが、もっと気軽に投資ができます!
商品や買い方にもよりますが、現在はなんと・・
100円からでも投資ができちゃいます。
極端な話さっきの例から言うと、な・なんとAppleに100円から投資ができちゃうということです!
まぁ実際に本格的に投資に取り組もうと思ったら、少しでも資金は大きいほうがいいんですが、
それでも初心者にとって、ほんとの少額から始められるということは最大のメリットではないでしょうか。
なんと証券会社によっては、ポイントでも投資ができるらしいですよ・・
まとめ
さて、ここまでのことをまとめるとこんな感じです。
- 投資信託には色んな人たちが関わって、それぞれの役割を果たしている
- 投資先は様々で、いわゆる「資産」と呼ばれるものに投資ができる
- 世界の大企業にも少額で投資ができる
- 商品によっては100円から始めることができる
さぁどんどん投資信託の魅力が高まってきましたね!
ここまで読んで、やはり投資初心者にとっては投資信託で投資スタートするのが最適だと言うことが分かってきたのではないでしょうか?
次回の記事では、
「投資における分散の重要性」
「インデックスファンドとアクティブファンド」
「投資信託のデメリット」
という内容で記事をお届けしていきます。
乞うご期待!!